イラスト&趣味日記


by unadukiyuuiti
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カテゴリ:スパロボ小説( 1 )

ティターンズの医務兵から教えられたクスハのデータはサトー・スズキの興味を惹くものであった
「クスハ・ミズハについて面白いデータが出たのですか?」
「はい、こちらをご覧下さい・・・これは子宮内を超小型カメラで調べた映像なのですが・・・」
そこには受精しようと卵子に襲い掛かる精子の姿が映し出されている、まさに犯され続けるクスハ自身と同じであった。
「ここです、精子が卵子に受精しようとした瞬間に・・・」
精子が卵子に触れようとした瞬間!

バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!

光が卵子を包み込んだ!

「!?・・・これは・・・」
「そうです、念動力者がT-LINKシステムを媒介して発生することが出来る念動フィールドです。」
そこには次々襲い掛かる精子たちの攻撃から卵子を守る鉄壁の盾が光り輝いていた。
「これを生身で、しかも自力で作り出せる適格者は未だに確認されたことがありません、
 クスハ・ミズハはやはりサイコドライバーに最も近い念動力者であることは間違いないでしょう。」
「成る程、成る程、やはり私の目に間違いは無かったという事ですね。」
サトー・スズキは微笑を浮かべながら満足気に頷いた。
「しかし、ミスターサトー 何故、彼女に対して膣内射精を繰り返すのです? このようにフィールドを張られては
 受精する可能性が殆どありませんが・・・・・・」
「ふむ…まあ西洋の方達が理解するには難しいお話なのですが・・・陰陽というものを知っていますか?」
サトー・スズキはいきなり医学とは無関係の話をはじめた。
「インヨウ・・・たしか東洋の思想で相反する相対的な力のことですね?」
「そう、光と影、昼と夜、男と女・・・世の中は相反する力のバランスで成り立っているのです。
 元来、男性は『陽』を、女性は『陰』の気を持っています。男性の精液という物は子供を作り出す陽のエネルギーの塊なのです。
 普通の女性ではその陽のエネルギーを受け入れると子供を成しますが、強力な念動力者ともなるとその膨大なエネルギーを
 凝縮して体内に保つ事が出来るのですよ。」
ティターンズの医務兵は驚きの表情で尋ねた
「つまり・・・クスハ・ミズハの体内には今、膨大なほどの『陽』のエネルギーを溜め込んでいると!?」
「そういうことです、彼女はその膨大なエネルギーを『鍵』に使ってもらいます。」
「『鍵』・・・というのはサイコドライバーの扉を開くことですか?」
「・・・まあ、そう思ってかまいませんよ。」
(まあ・・・それだけではありませんがね・・・・・・)
サトー・スズキは道化という名の仮面で秘めたる思いを隠し、一人 心の中で笑うのであった。
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by unadukiyuuiti | 2007-01-08 22:17 | スパロボ小説